震災ボランティア報告(1)

2011年06月14日21:48

 夜行バスで今朝、名古屋に戻り、そのまま出勤です。5日間のボランティア期間中、3軒のイチゴ農家と、1軒のカーネーション農家で作業を行いました。今回は、イチゴ畑での泥出し作業について報告しますね。
 海岸から離れていますが、1メートルの津波で3日間、浸水してしまし、塩分を含んだ畑は、「ヘドロの瓦」で覆われた状態でした。このヘドロ(厚さ約10センチ)をスコップとネコ(1輪車)を使って取り除きます。
 これは、まだ手を付けていない「ヘドロの瓦」状態のイチゴ畑。初めて見た時は、状態のひどさに言葉が出てきませんでした。ただ農家のご主人いわく「津波で全てが流されていないだけ、恵まれていると思っている」とのことでした。現場は深刻です。
縺ェ縺セ縺喟convert_20110614214421 先日、報告しましたが周辺には津波で流され、そのまま干からびて死んだナマズの死体も。津波でナマズやボラ、カレイも海や川から流され、畑の中で水が引くまで泳いでいたと、農家の方が話されていました。また近隣の杉の木も塩分のせいで、茶色に枯れていました。
 泥出しは、このように人力で撤去します。この日は三重県から市会議員が応援に来ていました。6月とはいえ、玉のような汗が吹き出ます。

 これが、ヘドロの瓦を撤去し終えた畑。汗と土埃まみれになりましたが、無事に泥出し完了。これに水を撒き、土中の塩分を薄め、中和剤をさらに撒くとのことです。
 農家のみなさん、ボランティアのみなさんと記念写真。右端が藤井です。最終日に作業をしたイチゴ農家では、津波で自宅の浄化槽が破損。隣接する作業場に仮の風呂とトイレを設置中でした。奥様の話では「また家で風呂に入れるのは2年、3年、何年先になるか」とのこと。

 作業をされていた50代の工事関係者が、休憩中の私に話しかけてこられました。その方は本業は農家だが、津波で畑が使えなくなったので、現在、土木作業をされているとのこと。「津波で年老いた両親を失った。病気なら覚悟もできるが、急にもう会えなくなってしまった。仕事中は忘れることができるが、帰宅すると2つのお骨があり、悲しくてならない。でもボランティアの皆さんを見ていると泣いてばかりではダメだ、と自分に言い聞かしている」と、涙を流されて話されていました。
 お話を伺い、また現場で作業をしていますと「いつ退陣するか」で騒いでいる政治家は、被災者の気持ちがわかるのだろうか?と考えてしまいます。被災者の方が思い出すと辛いから、あまり尋ねない方が…と思っていましたが、各現場で被災されたみなさんが自ら話してくれました。きっと自分が体験した辛さや苦しみを聞いてほしい、もっと国民のみなさんに知ってほしい、という気持ちが強いと思いました。

コメント

ボランティア活動お疲れ様

 暑い中、ほんとうにご苦労様でした。
 テレビや、新聞で被災者の皆さんの気持ちも分かっているつもりでしたが、実際に声を聞いたり、現地を見るとまた違った感慨をあるんでしょうね。

  • 2011年06月14日 23:05 |
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No title

ありうがとうございます。被災された方から直接、話を伺ったり、また現地で活動したことで、今まで以上に、より深く「復興のために自分に何ができるのか」と考えることができました。
これからも、がんばっていきます!

  • 2011年06月16日 18:25 |
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プロフィール

藤井ひろき

Author:藤井ひろき
名古屋市会議員
日本共産党 藤井ひろき(博樹)
中村区上石川町3丁目2-3
電話052-411-4161

 <略歴>
1977年8月6日生まれ
大阪府吹田市出身
東海大学文学部文明学科卒
   (西アジア文明コース)
会社員(旭化成ホームズ)
   (サークルKサンクス)
日本共産党愛知県委員会勤務

 <現在>
名古屋市会議員
党愛知県委員会県委員
党中村区市政対策委員長
名古屋市中村区鴨付町在住

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