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捕虜収容所の「戦争遺跡」について

2018年04月24日16:13

 近所に戦争遺跡がある。ちょっと見てほしい

「緑区在住の方々から、そういった声があるよ」
 と、さはしあこ市議(緑区選出)から声がかかり、さはし市議や地元の皆さんと、先日現場へ。


 場所は、緑区鳴海町字有松裏。

 これが、戦争遺跡です。

 戦争遺跡とは、戦争の痕跡、戦争のために造られた施設や戦争で被害を受けた建物などのことで、現在もそのまま、あるいは遺構として残っているものを含むとされ、また定義を広くとれば、戦時中の様子を当時のまま今に伝える建築物なども含まれます。

 では、これはどういった施設でしょうか?

 実は太平洋戦争中、この地には捕虜収容所がありました。

 地元の皆さんから紹介された、一冊の書籍、『戯曲 捕虜のいた町 -城山三郎に捧ぐー』(著 馬場豊 発行 中日新聞社 2017年)によりますと、戦時中は「大小十棟ほどの収容所兵舎」があり、終戦によって「生き延びた捕虜は、二百七十三人」でした。
 そして、この「戦争遺跡」の機能は「ポンプ室基礎、あるいは下部水槽と推定」。
 戦時中、捕虜の皆さんはこの捕虜収容所がある有松から愛電(今の名鉄)電車で移動し、熱田区の日本車両名古屋工場で車両製造に従事していたとのことです。

 本日、地元の方々と名古屋市教育委員会の生涯学習課、文化財保護室の担当者と懇談を行ないました。さはし市議と私も参加。

 昨年の9月市議会本会議で「戦争遺跡の継承について」議案外質問を行ないました(詳細はこちらをご覧ください☛http://fujiihiroki.blog.fc2.com/blog-entry-1824.html )

 今回の現場に行って、この状況だけを見て、捕虜収容所があったとは、とても思えません。知らなければ、まず気づかず、前をそのまま通りすぎてしまいます。
 戦争遺跡は「歴史の生き証人」でもありますが、その多くが周知されることなく、このように街中にひっそりとたたずんでいます。

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プロフィール

藤井ひろき

Author:藤井ひろき
名古屋市会議員
日本共産党 藤井ひろき(博樹)
中村区上石川町3丁目2-3
電話052-411-4161

 <略歴>
1977年8月6日生まれ
大阪府吹田市出身
東海大学文学部文明学科卒
   (西アジア文明コース)
会社員(旭化成ホームズ)
   (サークルKサンクス)
日本共産党愛知県委員会勤務

 <現在>
名古屋市会議員
党愛知県委員会県委員
党中村区市政対策委員長
名古屋市中村区鴨付町在住

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