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木造化、急ぐな!名古屋城石垣をしっかり守れ!本会議で討論を行いました

2017年12月08日17:06

 本日市議会11月定例会が閉会しました。
 本日の本会議において、第117号議案 平成29年度名古屋市名古屋城天守閣特別会計補正予算(第2号)に対しての反対討論を行いました。

 文化財である、名古屋城天守台の石垣
 中村区とご縁が深い武将、加藤清正は「築城の名手」として知られます。加藤清正が築き上げた石垣が、21世紀の今なお現存
しています。名古屋城を訪れますと「清正公石曳きの像」があります。この像を見て、そして城の石垣を見ますと、中村区民として嬉しくなり、このすばらしい文化財を後世にしっかり伝えようと、常に思います。

 その一方で、名古屋城の石垣は傷んでします。空襲によって天守が燃え、炎上崩壊したことで、おびただしい石垣の熱劣化(ひび割れ、破損、欠落)が起きました。また石垣のはらみや変形も確認されています。詳細な石垣の調査、補修は最重要課題です。

 今月6日の委員会。藤井からの質疑において、当局は石垣の一部を調査したことはあるが、石垣の現況について調査し、学術的に分析・評価して、診断できる基礎データはないと答弁がありました。そもそも、これまでの全体整備計画など、今まで石垣の現況について調査を行ってこなかったこと自体が問題です。

 今回の石垣調査は「『本物」である文化財の石垣をしっかり調査し、石垣の本質的価値を守るもの」と、当初賛同して臨んでいましたが、委員会での質疑を通し、さまざまな問題がわかりました。
 以下、本日の討論全文です。


 第117号議案に対して、反対の立場から討論を行います。
 今回の名古屋城天守台石垣調査は、必要と考えていますが、2022年天守閣木造化のために急いで行おうとするもとで、重大な問題が生じています。

 10月13日の天守閣部会と石垣部会の合同会議において、「石垣部会は、安全性を考えていない」という発言に端を発して混乱が生じています。この問題解決の調整を行っている中で、委員会の質疑において、「年内にも解決を図りたい。できなければ文化庁と相談し、他の専門家にお願いすることも検討する」という市の発言は、非難を受けた側の専門家に責任を押し付け、ことを早く進めようというものです。

 この混乱の影響のため、現在行っている発掘調査、地盤調査が専門家の協力を得られず、中断しているのにもかかわらず、さらに調査を進めていく今回の提案は同意できません。まずは、問題の解決がされるべきであります。
 調査再開のめどが立っていないこの段階で、来年5月7日から天守閣入場禁止を断言するなど、いずれも2022年12月竣工のスケジュールありきでありませんか。「本物」の文化財である名古屋城天守台石垣の現状を、適切な調査にもとづいて把握し、石垣を守り抜くという観点からも、このような強引な進め方は問題です。

 今回、石垣調査をめぐって、このような混乱が生じたのも、全ては2022年12月竣工に固執しているからです。
 木造化、急ぐな!慌てるな!いったん、立ち止まってしっかり議論を! 最後に申し上げ、討論を終わります。   

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プロフィール

藤井ひろき

Author:藤井ひろき
名古屋市会議員
日本共産党 藤井ひろき(博樹)
中村区上石川町3丁目2-3
電話052-411-4161

 <略歴>
1977年8月6日生まれ
大阪府吹田市出身
東海大学文学部文明学科卒
   (西アジア文明コース)
会社員(旭化成ホームズ)
   (サークルKサンクス)
日本共産党愛知県委員会勤務

 <現在>
名古屋市会議員
党愛知県委員会県委員
党中村区市政対策委員長
名古屋市中村区鴨付町在住

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