議員報酬引き上げ問題。住民投票条例案に賛成するも、自・民・公の反対で否決

2016年05月16日17:56


 名古屋市議会5月臨時会が、開会しました。
 本会議の冒頭に、熊本地震の犠牲者に深く哀悼の意を表し、議場内(傍聴席の皆さまも)全員で黙とうをささげました。
 臨時会は明後日までの3日間。議会人事をはじめ、議員報酬値上げの是非を問う住民投票条例案などが審議されます。

 本日の本会議では、この住民投票条例案が市長から提出されました。
 本会議休憩中に開かれた市議会総務環境委員会において、住民投票条例案が審議。同委員会では、自民・民進・公明の3会派が住民投票条例案に反対。委員会での起立採決では、共産・減税の賛成少数になりました。

 同委員会後に再開された本会議では、減税議員と、日本共産党の柴田民雄議員が、住民投票案賛成の立場から討論
 その後の起立採決では、賛成は共産12名、減税12名の賛成少数で、住民投票条例案は否決されました。
 今日の「日記」では、柴田民雄議員の本日の賛成討論について(持ち時間2分)全文掲載します。


「93号議案 名古屋市議会の議員の議員報酬に関する住民投票条例の制定について」に対する賛成討論
日本共産党 柴田民雄


 私は、日本共産党市議団を代表して本議案に対して賛成の立場から討論を行います。
 「勝手に決めるな」「市民の声を聞け」と多くの市民の憤りの声が議場にも届いた通り、市議報酬引き上げ条例の制定について、議決前に市民の声を聞く取り組みは行われませんでした。報酬等審議会への諮問が行われないという事態であれば、議会基本条例に定める通り、議会側で独自に公聴会を開催したり、参考人を招致するなどすればよかったのです。
 今回の議員報酬の引き上げ条例は、その成立過程で、市民の声を聞く機会を作ることができたにもかかわらず、それを行わなかったという点で、重大な問題があったと言わざるを得ません。市民の皆さんの声を聴く機会を作るという点から、本住民投票条例案に賛成するものです。

 今回の議案は、市議の報酬を年額800万円から実質1455万円にする条例を、市民の声を聞くことなく制定した議決への賛否を問うものです。住民投票は、「わかりやすい、判断しやすい」ものになるよう、市民に正確な情報を丁寧に知らせる必要があります。
また、この条例案を否決されたら次は、議会解散リコール運動を行うと市長が発言していると報道されています。そのような形で、市民の参政権を保障する制度である住民投票を、政争の具としてもてあそんではなりません。

 以上の2点を指摘したうえで、この住民投票条例案に対する賛成討論を終わります。
 満場の議員各位のご賛同をお願いします。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


ふっちん の 告知板

東京都議選、さらに前進!
 東京都議選では、自民の大敗となりました。憲法を壊す法案の数々。強引な国会運営。
 日本共産党はこの安倍政権を正面から批判し、改選から2議席増やして19議席となりました。
 ご支援いただいた皆さんに感謝申し上げます。

プロフィール

藤井ひろき

Author:藤井ひろき
名古屋市会議員
日本共産党 藤井ひろき(博樹)
中村区上石川町3丁目2-3
電話052-411-4161

 <略歴>
1977年8月6日生まれ
大阪府吹田市出身
東海大学文学部文明学科卒
   (西アジア文明コース)
会社員(旭化成ホームズ)
   (サークルKサンクス)
日本共産党愛知県委員会勤務

 <現在>
名古屋市会議員
党愛知県委員会委員
党名古屋南西地区委員会常任委員
党中村区市政対策委員長
名古屋市中村区鴨付町在住

最新記事

検索フォーム

QRコード

QR