名古屋市平和公園の平和堂に保管されています 千手観音像

2016年04月07日14:20


 今週の月曜日、4日の午前中は、名古屋市平和公園内の平和堂へ。
 今月2日(土)から4日まで、堂が公開され、千手観音像を見ることができました。

 千手観音像そのものは、中国清代末期の創建です。

 では、なぜ清代の像が、名古屋市にあるのでしょうか?



 資料写真(土木交通委員会での説明資料)にありますように、この千手観音像。実は戦前、南京市から贈られた像です。「日華親善」のため、全日本仏教徒の名において、名古屋市のお寺の十一観音像を南京市へ贈呈。
 その答礼として、南京市の毘盧(びる)寺の千手観音像が名古屋に贈られました。

 日中戦争に翻弄された観音様です。当時の受領者である大日本仏教教会が解散したため、像の所有者不明確の状態で昭和39年より、名古屋市が保管しています。藤井が、この像を見るのは二度目です。

 先月11日の土木交通委員会において、藤井から4点質問しましたが、そのうちの1点が、この千手観音像についてでした。今日の「日記」では、その時の質疑(主旨)より、像を紹介します。


 平成20年2月に行われた財団美術院による千手観音像の調査結果では「(像の)表面にはほこりがたまり、漆ぱくや彩色の浮き上がり、はく離が進行」とあります。

 藤井からは、
像を現状の状態で保管するために修復すると、金額的にはどれほどかかるのか

 と質問。当局からは、
「本体の構造に問題はないと報告であり、ただちに修繕が必要だと考えていないが、仮に現状維持で修理した場合、1550万円かかる」

 との答えでした。
 また当局は、年4回の堂の公開時期にあわせて、平和公園会館(写真入りパネルの設置)や地下鉄(星ヶ丘駅及び自由ヶ丘駅構内にポスター掲示)、市バスの車内(配布チラシ設置)で周知に努めていますが、平和公園利用者や周辺地域の皆さま以外は、まだまだご存じない方が多数のようです。

 藤井からは、
「堂の公開や像の周知ですが、非常にPR力が足りていないように思います。実は私も昨年の秋に、この像に関する書籍を読むまで、像の存在を知りませんでした。近くを通った時に「大きな堂があるな」と思うくらいで、堂の中に何があるとは知りもしませんでした。平和公園周辺地域だけでなく、もっと全市的に周知するお考えはありませんか。
また堂の近くには石碑があり、千手観音像の由来について、昭和43年10月 名古屋市の名で刻まれていますが、どんな千手観音像であるのか、写真掲示が1枚もありません。像自体は約4mの木造です。平和堂の周辺に、堂の中にこんな千手観音像がありますよと写真で紹介するパネルを掲示する、お考えはありませんか」


 と質したところ、当局からは、
「今後、たとえば市のホームページ上で、公開日をお知らせすることなどを考えていきたい。
現在、平和堂の前には千手観音像の由来が記載された石碑がありますが、千手観音像が堂内に保管されていることや、年4回公開日など、わかりやすい案内表示がない状態です。今後は委員から今、提案あった方法も含めて、平和公園の利用者にわかりやすい表示につとめていきたい」

 と答弁がありました。

 この千手観音像が保管されている、名古屋市平和公園の平和堂。

 なんと堂内には、初代市長の中村修さんから、小林橘川さんまでの歴代市長の胸像もあります。藤井も初めて堂内に入った時は、驚きました!市政の勉強にもなりますね。

 次回の公開予定日は8月13日~15日の3日間。今年度は9月22日~9月25日3月17日~3月20日にも公開予定となっています。

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   ほか

プロフィール

藤井ひろき

Author:藤井ひろき
名古屋市会議員
日本共産党 藤井ひろき(博樹)
中村区上石川町3丁目2-3
電話052-411-4161

 <略歴>
1977年8月6日生まれ
大阪府吹田市出身
東海大学文学部文明学科卒
   (西アジア文明コース)
会社員(旭化成ホームズ)
   (サークルKサンクス)
日本共産党愛知県委員会勤務

 <現在>
名古屋市会議員
党愛知県委員会委員
党名古屋南西地区委員会常任委員
党中村区市政対策委員長
名古屋市中村区鴨付町在住

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